強迫性障害からの復活⤴

僕の強迫性障害からの復活の体験録などについて詳しく書きます。

強迫性障害になる人は頭がいい

強迫性障害になる人は頭がいいということは、この強迫性障害に限らずに古くから知られています。強迫性障害になるということは思考力が非常に高い、いわゆる思考するのが得意な人だということです。思考が苦手で行動先にありきのような人の場合、そもそもこだわり自体が少ないため、強迫観念にとらわれたりすることはまず少ないということなのです。これは職人芸ひとつとってみても同じ話だとおもいます。職人は職人気質(一つのモノにこだわる完璧主義)であるから職人なのであって、もしもこの職人が移り気な社交的性格であれば、職人芸は成立しないのです。このように、強迫性障害的なこだわり、潔癖性、または完全主義というものは必ずしもマイナス方向に働くものではないということなのです。強迫性障害で苦しんでいる方はこのような事実を見つめ、自らの生活を改めなおしてください。強迫観念の対象を自分人生を無駄にするマイナス方向のものにではなく、プラス方向のものにできる限り向けるようにすると良いのです。そうすると、人生を、はつらつイキイキと生きられるようになる日も必ず訪れます。結局、強迫性障害になるような人は、もともと頭がいいわけですから。