強迫性障害からの復活⤴

僕の強迫性障害からの復活の体験録などについて詳しく書きます。

強迫観念の扱い方と周囲の理解

強迫観念の扱い方についてですが、強迫観念はあるのが普通だと認識することが大切です。しかしながら、強迫性障害で悩む方の場合、この強迫観念が異常というほど強まってしまっていてその結果、洗浄を繰り返すだとか、風呂に入れないだとか様々な強迫行為に捉われ続けることになるのです。それで1日24時間をずっと強迫行為に捉われた生活になってしまうことも非常に多いと言われています。結果的に、こういう人は自分の時間が存在せず、地獄のような日々を強制的に送ることになってしまうというわけです。哀しいかな、このレベルまで行くと、社会の常識的から見ると、甘えているだとか、精神を鍛えなおせだとか言われてしまい、他人から一切理解されない場合が多いです。このギャップを埋めることが強迫性障害の治療をスムーズに勧めるのに大切なことだと思います。それは、とりもなおさず、強迫性障害当事者の周りの人間が理解を示すことです。これがないと当事者が再起をいくら図ろうと意気込んでも、心が折れてしまいやすくなるのです。強迫性障害を無事に治し、幸せな人生を歩むにしても、周りの人間のサポートというものがどうしても大切になってくるというわけです。
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