強迫性障害からの復活⤴

僕の強迫性障害からの復活の体験録などについて詳しく書きます。

強迫性障害からの復活は可能という事実

強迫性障害からの復活は可能です。実際に僕は復活することができました。
強迫性障害と聞くと、一生治らないというようなネガティブな響きがすると思うんですけど、
そんなこと絶対ないですね。
僕もはじめはそんな話は信用しませんでしたが、実際に治りました。

先生のおかげとしか言いようがありません。

非常に先進的な克服方法でした。それは。

強迫性障害はつらいものですが、正しい克服方法を実践しさえすれば
普通に治るものだということは間違いない事実です。

ですので、強迫性障害で今苦しい人は希望を捨てない方が絶対良いです。
僕はこの世から消えたいと何度も思ったことがありましたが、
そんなことしないで本当に良かったと思います。

復活できるのですからね。
強迫性障害から。

あきらめてはいけないわけですね。

強迫性障害にピアノは効くのか?【体験談】

 強迫性障害にピアノのような楽器演奏は効くのかどうか疑問に思いました。
というのも、ピアノは「今ここ」に集中していないとできないものだからです。
難しい演奏であればあるほど、雑念に捉われたり強迫観念に捕捉されたりしていると、
まともな演奏はままならないはずですよね。

僕は最近、ピアノをはじめました。僕の私淑する先生がピアノやジャグリングのような
マルチタスクはワーキングメモリという強迫性障害の人でぜい弱な脳の機能を鍛えると主張されているからです。

実際に、ピアノをやっている人では、ワーキングメモリを司る前帯状回という脳の部位が厚くなっているそうです。
www.frontiersin.org

 ピアノをやっていると確かに強迫観念や考えに捉われる頻度が既にもう十分という改善を僕はしているのですが、
さらに、集中力が増したせいか、思考が泡のように消えて行くような感じで、さらに明白に減ってきた気がします。
やはり強迫には何か集中力を高めるひいてはワーキングメモリを強化するアクティビティが
必要な気がします。

ちなみに、有酸素運動とかも地味に効きます。
強迫性障害で悩んでいる人は、ピアノのような楽器演奏をぜひ習慣化されるとよいでしょうね。

実際、効果がありますし、練習すれば誰でもできるようになるものですので。
SyntheciaとかのアプリをPC経由で電子ピアノにつないで僕は練習しています。
(楽譜は読めませんwww)

ちなみに、ゲームとかも効果ありそうですよね?
とにかく苦しい人は何でも積極的にチャレンジしてみると良いです。

強迫性障害関連の書籍は売れるのか?

強迫性障害関連の書籍は売れるのでしょうか?そもそも強迫性障害とは一般的に言えば世間での認知度はパニック障害などに比べればかなり低いことかと思います。
ですので、強迫性障害の関連書籍を出しても、あまり売れることはないことかと思います。

Amazonを見ますと強迫性障害の関連書籍が売られています。

見てみると単価が若干高いですね。

一冊最低2000円くらいはするようです。

実際に読んでみましたが、精神論的な話が多く、医者が書いた物を除いてはあまり参考にならないものが多かったです。
単価が高い書籍というものは、一般にはあまり需要があるものではないです。

出版社がそのような設定にしているのは、需要が少ないものであるからなのでしょう。

強迫性障害の克服体験についての書籍を出版しようかなと思っていたのですが、売れそうにないのでやめておきます。

私の知り合いの知り合いに中堅出版会社の取締役の方がいるのですが、その方の話では、
出版費用も結構掛かるそうです。
売名するつもりもないので、強迫性障害関連書籍の出版は見送ることにしましたw

Kindleで出すこともできるかと思いますが、
Kindleは読みづらくて個人的に嫌いですね。(やはり紙面媒体がいい)

ですので、その計画もとん挫しました。

強迫性障害は現実がわからない?

 強迫性障害は現実がわからないということはないかと思います。強迫性障害に苦しんでいる方は、
自分が理不尽で不合理なことによって、頭を悩まされているということに気付いているからです。
また、強迫性障害の診断手引きにもその旨、記述されていますね。
この自分を客観視した感覚を失った場合、ほかの心の病として認識されるようです。

強迫性障害の人で自分が本当にOCDなのかわからないという人は、
自分自身の症状への病識や気づきがあるかどうかをよく見極めるといいです。

それが存在する限り、
強迫性障害で十分でしょうね。

 他の心の病ということはまず考えられないので、
安心できるかと思います。

以前の私なんていうのも
自分が何という病気なのか疑問でした。
それで、医者にかかりました。
医者は強迫性障害神経症であると言っていました。

 統合失調症ということはないといわれました。
自分に対する気づき、病識がある人は
神経症だとその精神科医はいっていました。

強迫性障害は現実がわからないということは
まず、ないです。

強迫性障害と生きる意味について

 強迫性障害になってしまえば生きる意味について、否が応でも考えてしまうと思います。酷い強迫性障害に苦しめられていたころの僕は、安楽死まで考えたことがあります。何故かというと、毎日毎日、ただ単に強迫観念に苦しめられ、ただ単に生き地獄の毎日を強要されるだけ。何も面白いこともありませんでしたので。学校と病院と家をただただ往復するだけの生活でした。

このような生活を続けていくうちに、僕は生きる意味なんてない、と感じてしまうようになっていきました。これは強迫性障害に限らずにうつ病とかそういう心のトラブルに見舞われている人もみな一応に考えるようなことだと思っています。たしかに、あのまま克服も改善もなければ、生きる意味なんてないと感じ、僕はもうこの世にいなかったかと思っています。

でも、強迫性障害は治るものであるということを僕の先生が教えてくれました。実際にその方法で治りました。そういう意味で恩人との出会いが大切であると痛感する今日この頃です。先生については他の記事で説明しています。

そもそも強迫性障害を自分で治す気がない人たち

そもそも強迫性障害を自分で治す気がない人たちがいますね。治したい治したいと口先では言っているのですが、
いつになってもその種の人は行動に移そうとしませんね。

そんな状態を何年も時には10年以上もずっと続けています。
強迫性障害に限らず、このようなタイプの人は神経症にかなり多いといわれています。
とにかく神経症の人は理屈はうるさいのですが行動に移しません。
(そこが病気だといえばそういえなくはないですが・・・)

ただ、傍目には、だからこそ、余計に強迫性障害の症状に苦しむことになっていることも少なくないように
映ります。不健全な生活を何年もずっとつづけているわけですから。。。

たとえばですが、何年も社会との接触を断ち、ひきこもり同然の生活をしていれば、
普通の心身が健康な人であってもいわゆるノイローゼ気味になることかと思います。
というのも、人間の心身の健康の維持は
社会生活すなわち人との接触によって可能になるからです。
しかも、運動も不足することでしょう。

一人でいることや運動が過度に不足することはそれだけ心身に有害なわけです。
ひきこもり生活が強迫性障害の症状を悪化させる理由はこれです。

強迫性障害を自分で治そう、克服しようという決意をした人は、
すべてを捨てて、恥ずかしいだとか、他人の目が気になるだとか
そういう余計なことは気にしないで、とにかく行動あるのみだと過去の体験から私は感じました。
そして、他人と一緒に社会生活をすることです。

そして、まずは手に職をつけることです。

人間関係が苦手なら苦手なりに経験を積めば
それなりに上手くなりはします。

問題は、初めの一歩を踏み出さないで、
ずっと逃げ続ける人たちの存在です。
些細なことにこだわり続け、いつになっても行動しない。

私の強迫性障害が治ったのは実際に行動に移したからだと思います。

ただ思うだけでは机上の空論になってしまい、
何も現状は変わりません。

そこを乗り越え行動してこそ、現状の打破があります。

だから、実際に行動に移すということが
強迫性障害の克服に非常に重要であると私は思います。

その一歩を踏み出せない、あるいは踏み出さない人の場合、
そもそも強迫性障害を治す気がないのではないでしょうか?


人間は本当に苦しければ必ず行動に移すものであるからです。
どんな重いひきこもりやニートでも、
家が火事になれば部屋から出てきますよね?

強迫性障害もこれと全く同じ話になるのではないかと思いました。

本当に症状が苦しければ、何とかその状態から脱却できるように
強迫性障害の人もそのために行動に移すはずであるからです。